旭小ダイアリー

12月11日

今日は心理学豆知識をお伝えします。

 

≪ラベリング効果≫

「あなたってやさしいね」「努力家だね」「がんばりやさんだね」

 

などと、子どもに頻繁に伝えてあげると、たとえ、実際と違っていたとしても、本当にそうなっていく心理があります。

まるで相手にラベルを貼るような行為であることから≪ラベリング効果≫と呼ばれます。

 

たとえば、何度も「努力家だね」と言われることで、潜在意識に「自分は努力家なんだ」と記憶が刻まれるようになります。すると、その姿に自分を近づけようとする気持ちがわいて、本当にその姿になっていくのです。

 

ですから、子どもたちにはぜひ、

「こんな子になってほしい」と思うことを

たとえ、今できていなくても、

「ポジティブな決めつけ」をして、しょっちゅう言ってあげてください。

 

大好きなおうちの方にそう言われ続けたら、きっとそう育っていきます。

 

  参考文献「パンダ先生の心理学図鑑」ポーポー・プロダクション著   PHP研究所